涸沢~奥穂高岳(2015年10月3日~5日)

【山域】北アルプス
【天候】1日目:快晴 2日目:曇り→晴れ 3日目:晴れ→曇り
【アクセス】
10/2 22:30新宿高速バスターミナル(さわやか信州号)⇒10/3 05:30上高地BT
【CT】
1日目:上高地BT(06:01)-河童橋(06:08)-小梨平(06:22)-明神館(07:06)-明神池(07:25-07:53)-徳本峠分岐(07:57)-徳澤園(08:46-09:16)-新村橋(09:30)-横尾 (10:16-10:52)-本谷橋(12:20)-涸沢ヒュッテ(14:38)涸沢野営場泊
2日目:涸沢ヒュッテ(08:19)-穂高岳山荘(11:26-11:58)-奥穂高岳(12:43-12:54)-穂高岳山荘(13:40-14:17)-涸沢小屋(16:10)-涸沢ヒュッテ(16:25)涸沢野営場泊
3日目:涸沢ヒュッテ(07:42)-本谷橋(09:00-09:25)-横尾 (10:19-10:35)-新村橋(11:17)-徳澤園(11:29-12:06)-徳本口(12:50)-明神館(12:54-13:04)-小梨平(13:36)-河童橋(13:48)-上高地BT(14:01)
【行動時間計:23時間02分 合計距離:40.0km 累積標高(上り):2728m 最高点の標高:3190m】

ピークを迎えた涸沢の紅葉目的で朝一から上高地に入る。さわやか信州号は3列シートがとれずに4列でに乗ったが窮屈でほとんど寝られなかった。昔は4列の高速バスでもそんなに辛く思わなかったけど、それだけ年を取ったということだろうか。

朝の上高地BTは紅葉目的だろう登山者の数が多い。思ってたより寒くて冬の空気の様相。フリースを着込んで歩き始めてもまだちょっと寒いぐらい。

河童橋からは穂高連峰の姿がくっきりでテンション上がる。感心するぐらい綺麗な梓川の水。

明神まで約1時間歩いて、時間に余裕もあるので拝観料300円払って、穂高神社の神域でもある明神池に寄る。明神岳の岩壁直下にある明神池は死体が透けて見えそうな神秘的な美しさ。

明神から約1時間歩いて徳澤園のソフトクリームにさっそく捕まる。

さらに1時間歩いて横尾着。女子のトイレ渋滞がすごいことになっている。みんな涸沢の紅葉狙いだろうか。

青空に吊り橋、前穂高岳の威容が素晴らしい。

ここまでは観光地としての上高地エリアでもあるが、ここから先は観光地ではない世界。

涸沢方面へと向かい屏風岩の姿を目にすると、今年夏の宙吊り遭難も思い出される。

本谷橋を過ぎてから本格的な登り。沢の音が心地いい。

次第に周囲は紅葉していき、何度も足を止めては紅葉を楽しみながら涸沢ヒュッテへと至福の登山。

ヒュッテの下がもっとも紅葉の見頃だろうか。次第に登りがきつくなっていくSガレを上がってゆく。



右手から北穂高岳、涸沢岳、奥穂高岳、前穂高岳を擁する涸沢カールの眺めは圧巻。

涸沢ヒュッテに到着してテラスから眺める紅葉、カール、穂高連峰、そして色とりどりのテントの姿には息を飲むしかない。涸沢より上部の紅葉ピークは過ぎている感じだが、神が創造されたとしか思えない素晴らしさだ。

しばし眺めを楽しんでからテント設営、そしてテン場中央にある受付で幕営の受付を済ます。幕営料は1名につき1泊1000円。ちょっとボコボコしてる場所しか確保できなかったけど、紅葉ピーク時期に贅沢は言えない。夜はまるちゃん焼そばを焼いて早めにシュラフに潜り込む。

隣のテントの女子2人組、ブラとパンツ取り替えたとか、ブラ付きキャミソールがどうとか美容室の男がカッコいいとかマルチ商法の話とか盛りだくさんでなかなか寝れなかった。

夜トイレに行くたびにヘッドランプをつけてヒュッテまで暗闇の石の上を歩いていくのもまた楽しい。そして帰りに自分のテントが分からなくなる。

2日目の朝、ヒュッテのテラスで日の出を待つ。朝焼けで山肌が次第に染まっていくモルゲンロートの美しさにただただ息を飲む。神が与えてくれる自然の奇跡に感謝。






テントに戻り簡単な朝食を済ませてから涸沢ヒュッテを出発し、涸沢カールを左手に見ながらパノラマコースよりザイテングラートに取り付く。


穂高岳山荘まで続くザイテングラートの岩稜は慎重に登れば特に危険な箇所はない。

奥穂高岳への核心部は穂高岳山荘から高度感のある高さ50mほどの岩壁の登りだが、梯子が整備されており問題なく登れる。

稜線に出て、比較的なだらかな岩陵を歩く。この日は朝からかなり風が強くて、アウターをしっかり着込み飛ばされないように注意。



ガスが激しく動く中、奥穂高岳山頂へ。




穂高岳山荘で美味すぎる味噌ラーメンを食べて、涸沢小屋経由でテントまで戻る。

泣く子も黙る涸沢ヒュッテおでんを食べながら涸沢の紅葉の眺め贅沢すぎる。夜の山飯はアンチョビとガーリック炒めライス。

3日目朝、モルゲンロートを目に焼き付け涸沢下部の紅葉を楽しみながら下山。

本谷橋で休憩、水が気持ちいい。徳澤園でまたソフトクリームべろんして上高地へ。楽しい楽しい3日間の山行でした。

サミットガイド宮崎薫Office

認定山岳ガイドによる技術講習とガイディングを通じて、スタンダードな登山の技術と登山の楽しさをお伝えしてます。はじめての登山から、雪山、バリエーションルートまで。今より一歩先の登山へのチャレンジを、安全に分かりやすくサポートします。 日常を脱ぎ捨てて山へ冒険に出かけましょう。