槍ヶ岳 槍沢ルート(2015年10月31日〜11月2日)

【山域】北アルプス
【天候】1日目:晴れ 2日目:晴れ 3日目:雪→雨
【アクセス】
自宅→八王子(JR中央線)→塩山(JR特急甲信エクスプレス)→松本(松本電鉄上高地線)→新島々(アルピコ松本電鉄バス)→上高地BT
【CT】
1日目:上高地BT(12:11)-河童橋(12:16)-小梨平(12:23)-明神館(12:57-13:07)-徳澤園(13:57-14:02)-横尾 (15:05)泊
2日目:横尾(06:42)-槍見河原(07:16)-一ノ俣(07:31)-二ノ俣(07:45)-槍沢ロッヂ(08:09-08:21)-ババ平(08:40)-槍沢大曲り(09:22)-槍沢・天狗原分岐(10:17)-坊主岩屋下(11:16)-槍ヶ岳山荘(12:29-13:42)-槍ヶ岳(14:43-14:59)-槍ヶ岳山荘(16:03)泊
3日目:泊槍ヶ岳山荘(07:00)-坊主岩屋下(07:41)-槍沢・天狗原分岐(08:18)-槍沢大曲り(08:47)-ババ平(09:19)-槍沢ロッヂ(09:33)-二ノ俣(09:55)-一ノ俣(10:02)-槍見河原(10:10)-横尾(10:44-11:23)-新村橋(12:02)-徳澤園(12:14)-明神館(13:02)-河童橋(13:40)-上高地BT(13:48)
【行動時間 1日目:2時間55分 2日目:9時間21分 3日目:6時間48分 合計距離:40.2km 累積標高(上り):2706m 最高点の標高:3180m】

上高地BTに集合し20人の大所帯で初冬の槍ヶ岳へ。

10月上旬に来た時の上高地とは様変わりしていて人も少なく静か。そして河童橋の向こうに見える穂高連峰は前日の風雪で白く冠雪している。

3000メートルはもはや秋山ではないといった風情。それでも思ったほど真っ白になってなくて、少しほっとしたり。

1日目は明神、徳澤を経て横尾まで。着いて休む暇もなく3人1組のザイルパーティが編成され、明日の穂先登攀システムの確認と練習。

鎖や梯子にクイックドローで支点を取りながらコンテでの登攀。

トップが支点を取ってフォローがクイックドローを回収していく。状況に応じてスタカットに切り替え予定。




横尾山荘に泊まるのは初めてだった。お風呂浸かって2段ベッドで快適な横尾山荘素晴らしい。何よりとても綺麗な小屋。

2日目は晴天。ぐいぐいと高度を上げていって雪が出てくる。

槍沢では深いところで15~20cmの新雪といったところか。

次第に新雪のついに槍ヶ岳を正面に捉える。雪のついた槍の姿は神々しさすら感じる。

槍ヶ岳山荘まではノーアイゼンで進んだ。













好天は変わらず風もほとんどなく絶好のコンディション。

装備を整えザイルをアンザイレンして穂先へ。ザックはデポした。

雪は思ったほどついてなかったけど、それでもさすがに緊張感ある初冬の槍の穂先。

予定通り支点使用のコンテで登攀。3人が息を合わせて進むのは思った以上に難しい。

トップのクイックドローが玉切れになるとフォローが回収した分を手渡し。

長い梯子では半マストでビレイした。けっこうな時間がかかってしまったけど無事に登頂。

山頂は行動を止めるとあっという間に体が冷えてくるため、ザイルの間隔の長さを修正して早々に穂先からの下りに取り掛かる。

下りの方が要注意。慎重に下ってこの日は槍ヶ岳山荘泊。








営業最終日の前日、宿泊客は僕らの会のほかに2名だけだった。

3日目は朝から風雪。まるで真冬のような天候。

小屋番の方に頼まれて、槍ヶ岳山荘ブログ掲載用の集団写真撮影。

僕らの会が今シーズン最後の客となったようだ。ブログに掲載させていただき光栄。

雪は標高を下げるに従って雨へと変わり、けっきょく上高地までずぶ濡れで下山した。

寒さに震えながらも達成感の大きな山行となった。


サミットガイド宮崎薫Office

認定山岳ガイドによる技術講習とガイディングを通じて、スタンダードな登山の技術と登山の楽しさをお伝えしてます。はじめての登山から、雪山、バリエーションルートまで。今より一歩先の登山へのチャレンジを、安全に分かりやすくサポートします。 日常を脱ぎ捨てて山へ冒険に出かけましょう。