赤岳 文三郎尾根 (2016年2月11日〜12日)

【山域】 八ヶ岳
【天候】 2/11晴れ 2/12晴れのちガス
【メンバー】 8名
【アクセス】 自宅→八王子駅(JR特急あずさ)→茅野駅(アルピコ交通・美濃戸口線バス)→美濃戸口
【CT】
2/11 八ヶ岳山荘(11:25)-美濃戸山荘(12:28-12:41)-堰堤広場(13:55)-赤岳鉱泉(14:54)
2/12 赤岳鉱泉(07:20)-行者小屋(08:07)-文三郎尾根分岐(09:31)-赤岳(09:53-10:13)-行者小屋(11:45-12:10)-八ヶ岳山荘(14:53)
◆行動時間 計11時間02分 (1日目:3時間29分 2日目:7時間33分)  
 合計距離16.9km 
 累積標高(上り)1471m 
 最高点の標高2899m

茅野駅前に集合しバスで登山口の美濃戸口へ。僕はサブリーダーを拝命しトップを歩く。

12月に来たときよりは雪があるけど、それでもこの季節にしては積雪少なめ。赤岳鉱泉へ向かう北沢コースへ。

登山道は一部凍結してて注意必要と思ったら、美濃戸山荘で休憩してしばらく歩いた辺りでメンバーの1人が滑って転倒して顔を強打。瞼の上を切ってしまった。

患部を雪で冷やすなど応急処置をして、不安なメンバーはここでアイゼン装着。

アイスバーンの上に昨晩薄っすらと降った雪がかぶさり、見た目凍っているのが分かり辛かったのだ。





横岳西壁の大同心が見え出すと赤岳鉱泉へ。アイスキャンディもすっかり凍っていていい感じ。

八ヶ岳ブルーに白き峰々の眺めが素晴らしい。

赤岳鉱泉では、三浦雄一郎さんのエベレストガイドも務めた倉岡さんと交流を持つことができた。

うちの山岳会のメンバーの大学時代の先輩が、倉岡ガイドとバリエーションルートの中山尾根から赤岳をちょうどやりに来てたのだ。

倉岡さんは、一昨日アコンカグアから帰ってきたばかりとか。エベレスト登頂6回、明治大学の偉大な先輩。

高所登山では現在、肺水腫予防でバイアグラ飲むのが一般的らしい。ギンギンにさせながら登るんだろうか。

最近の若いシェルパはやる気が無くてダメだとか、ガイドをしたときのある栗城さんやイモトの裏話とか楽しい話をたくさん聞かせていただいた。





2日目の朝は好天。ビーコンも装着しフル装備でまずは行者小屋へ。

途中、横岳西壁の石尊陵への取り付きをリーダーから教えてもらう。いつか僕もやれるだろうか。

行者小屋で不要な装備をデポ。

白き阿弥陀岳が神々しい。目指す赤岳の姿もくっきり。





しかしここから一気に雲が流れ始めて、辺りはあっという間に真っ白になっていく。

赤岳へは最短の文三郎尾根を直登。次第に傾斜がきつくなっていき風も強まっていく。

しかし思ったほどの風の強さはなくて助かった。

そんなにシビアな箇所もなく山頂へ。数年ぶりとなる赤岳山頂は僕の記憶よりも広い。

行動を停止するとあっという間に体が冷えてくるため、記念撮影をして早々に下山。





下りはリーダーが一部メンバーをアンザイレンしてコンテで降りる。

僕はその前をトップで先行しながら行者小屋まで降りるとほっと一息。

南沢コースを美濃戸口まで下山。南沢は川が綺麗に凍っていて、途中、見事な氷瀑の姿も。

残念ながらタッチの差で終バスを逃してしまったが、八ヶ岳山荘で蕎麦を食べてジャンボタクシーを呼んで茅野駅まで戻る。これもまたいい思い出だ。

リーダーに感謝、楽しい2日間を過ごさせていただいた仲間に感謝。




サミットガイド宮崎薫Office

認定山岳ガイドによる技術講習とガイディングを通じて、スタンダードな登山の技術と登山の楽しさをお伝えしてます。はじめての登山から、雪山、バリエーションルートまで。今より一歩先の登山へのチャレンジを、安全に分かりやすくサポートします。 日常を脱ぎ捨てて山へ冒険に出かけましょう。