【山域・山名】 中央アルプス・宝剣岳南稜
【年月日・天候】 2016年4月15日~16日・晴れ
【メンバー】 山岳会(例会)16名
【アクセス】
4/15 海老名IC(圏央道)→八王子JCT(中央道)→伊那IC→菅の台バスセンター駐車場(駐車場テン泊)
4/16 菅の台バスセンター駐車場(路線バス約30分)→しらび平駅(駒ヶ岳ロープウェイ 7分30秒)→千畳敷駅
・菅の台バスセンター駐車場600円、バス往復1,640円、ロープウェイ往復2,260円
【CT】千畳敷駅(08:19)-極楽平(08:56)-サギダルの頭(09:06)-三ノ沢分岐(09:13)-宝剣岳(10:14)-宝剣山荘(12:35-13:18)-乗越浄土(13:22)-千畳敷駅(14:06)
【年月日・天候】 2016年4月15日~16日・晴れ
【メンバー】 山岳会(例会)16名
【アクセス】
4/15 海老名IC(圏央道)→八王子JCT(中央道)→伊那IC→菅の台バスセンター駐車場(駐車場テン泊)
4/16 菅の台バスセンター駐車場(路線バス約30分)→しらび平駅(駒ヶ岳ロープウェイ 7分30秒)→千畳敷駅
・菅の台バスセンター駐車場600円、バス往復1,640円、ロープウェイ往復2,260円
【CT】千畳敷駅(08:19)-極楽平(08:56)-サギダルの頭(09:06)-三ノ沢分岐(09:13)-宝剣岳(10:14)-宝剣山荘(12:35-13:18)-乗越浄土(13:22)-千畳敷駅(14:06)
◆行動時間 計5時間47分
合計距離2.8km
累積標高(上り)243m
最高点の標高2931m
山岳会の例会で宝剣岳南稜へ。菅の台バスセンター駐車場にテント4張り16名で前泊。
翌朝、路線バスとロープウェイを乗り継いで千畳敷へ。雪景色の千畳敷を見るのは初めてだ。
合計距離2.8km
累積標高(上り)243m
最高点の標高2931m
山岳会の例会で宝剣岳南稜へ。菅の台バスセンター駐車場にテント4張り16名で前泊。
翌朝、路線バスとロープウェイを乗り継いで千畳敷へ。雪景色の千畳敷を見るのは初めてだ。
2~3人ごとのザイルパーティーが編成され、まずは極楽平目指して直登気味に。
好天で暖かく、登り始めてすぐに体温調節。一登りで極楽平の稜線に出る。
稜線はあまり雪がないが、真っ白な三ノ沢岳の姿が美しい。宝剣岳南稜はほとんど雪がついていない。
岩稜帯に入り3人コンテで登攀。僕はラストで進んだ。クイックドローを鎖にひっかけての支点コンテとスタカットの併用。
リーダーが支点を取る判断をよく見ながら勉強(しようと思ったけどあまり余裕なし)。
雪つきは少なくても、凍結してる岩を慎重に進んで宝剣岳山頂に出る。山頂には「結婚してください」横断幕を広げる勇者の姿が。
下降は北稜を宝剣山荘目指して。南稜の登りは順調だったと思うけど、降りはけっこう険しかった。
特にトップでやったトラバースでは、ビレイされてるのにも関わらず緊張しまくりで、けっこう時間使ってしまい反省。
僕らの前のパーティーはトラバースせずに懸垂下降していた。懸垂のセットしてた女性が、ロープの中間を確認せず下降しようとしたので、声をかけて注意する。
僕は氷壁のようにカチカチの雪壁を、ピッケルで支持しながら前爪蹴り込んでゆっくりと進む。
ここはアイス用のアックス2本欲しいと思ったりもしたが、リーダーは難なく通過していた。
同じ日にソロでやった方のヤマレコ見つけて読んでみたら、トラバースはカイジの鉄骨渡りの心境で来たことを後悔涙目みたいなことを書いてたから、やはりシビアな箇所だったとは思う。
僕的にはここが核心部。
トラバース終了点で岩角にスリングをひっかけて支点を取り、ムンターヒッチで後続をビレイした。
その後もスタカットを繰り返しながら下降。誰か滑落者でも出たのか、救助ヘリが旋回して緊張感が続く。
ポールにロープを巻きつけて支点を取ろうとして、上手くいかずまごつく。
緊張の中でも、瞬時に的確な判断をして、ベストな選択とスピードあるザイルワーク・支点構築をしていかないといけない。
隊長に「山でのスピード=安全」と教わった。好天だったからいいが、悪天でこんな時間かかってたら命に係わる場合もあるだろう。もっと勉強が必要。
宝剣山荘で後続パーティーを待ってから、千畳敷カールを真っ直ぐに下る。
先週やったふくらはぎの肉離れをぶり返してかなり遅れてしまったが、無事にロープウェイ千畳敷駅に下山。
アルパインスタイルのいい勉強をさせていただいて感謝です。
0コメント