阿弥陀岳・広河原沢右俣

【日程】 2016年12月23日(曇り時折雪)
【山域】 八ヶ岳
【山名・ルート】 阿弥陀岳・広河原沢右俣
【形態】 アイスクライミング
【アクセス】 JR九州ホテルブラッサム新宿前集合→(中央道)→小淵沢IC→八ヶ岳山荘仮眠室(前泊)→舟山十字路駐車場
字路(15:50)
 
岡村ガイドにお世話になり、広河原沢右俣アイスクライミングへ。
 
美濃戸口の八ヶ岳山荘には何度も立ち寄っているけど、ここの仮眠室に前泊するのは初めての経験。
 
2階に立派な二段ベッドがカーテンで仕切られて設置されており2,000円で宿泊できる。ふかふかの布団と毛布で安眠。
 
夜中到着した頃にはけっこう降っていた雨も、朝起きたらあがっていた。支度を整え車で舟山十字路へ移動、駐車場へは一番乗りの様子。
 
ゲートから阿弥陀岳南稜ルート方面へ向かい広河原沢二俣へ。平坦地で休憩してアイゼンを装着。
 
 
右俣を遡行していく。初めて来る場所なので例年この時期どうなのか分からないが、氷結の状態はよくない感じで、薄氷を踏み抜いて川に落ちちゃうんじゃないかとちょっと心配になったり。
 
 
美しい冬の広河原沢の様子を楽しみながら進んでいく。武藤返しの滝のある沢が右から出合う。
 
小さな氷瀑を岡村ガイドがフリーで登り、上からスタンディング+アイススクリュー+肩がらみでビレイしていただく。
 
 
そして武藤返しと思われる滝にトップロープを張って順番に登攀。買ったばかりのリンクスの威力を発揮するときが来た。
 
クォークを初めて自然のバーチカルアイスに打ち込む。手足を二等辺三角形の形にすることと、踵が上がらないことを特に意識して登る。
 
さすがにデナリ研ぎの刺さりはいい。リンクスも平爪とは全く違う安定感だ。最初はぎこちない動きだったが、次第に自分なりのリズムを掴む。
 
 
途中から雪が舞ってきて冬山らしい雰囲気に。しかし登ってるときはいいけど、じっとしてるとあっという間に体が冷えてくる。
 
ロープも凍ってパリパリに。こうした状態でのビレイは滑りやすいから、ロープをたぐったら持ち手にロープを巻き、ロープを殺すよう指導を受ける。
 
その後、アイス初リードに挑戦。滝は氷結の状態が悪くスクリューの打ち込みが難しいコンディションとのこと。
 
岡村さんに短い間隔でスクリューを打ち込んでいただいてからリードで登る。氷瀑を登り切って左側の草付きから無事に終了点へクリップ。楽しかった。
 
 
アイスの登り方については、X字型とかY字型とか気にするよりも、両アックスを広げ過ぎずに肩幅範囲内に打ち込むと安定すると教わる。
 
 
下山は途中2回ロープを出して懸垂下降し舟山十字路へと戻る。
 
 
アイゼンを外すとき紐がパリパリに凍っていてほどけずに、お湯をかけてようやくほどけた。お湯は必須装備かも。
 
それと、ちょっとしたアプローチ用にチェーンアイゼンを買おう。縦爪だともったいない。
 
アイスは装備揃えるのにハードルあるけど、本当に楽しい冬のアクティビティだ。
 
 
 
 

サミットガイド宮崎薫Office

認定山岳ガイドによる技術講習とガイディングを通じて、スタンダードな登山の技術と登山の楽しさをお伝えしてます。はじめての登山から、雪山、バリエーションルートまで。今より一歩先の登山へのチャレンジを、安全に分かりやすくサポートします。 日常を脱ぎ捨てて山へ冒険に出かけましょう。