普通救命講習

2月10日(金)、練馬消防署平和台出張所にて普通救命講習を受講。
 
所属山岳会でも受講する機会があったのだが日程が合わず、一度どこかで受けたいと思っていた。
 
東京での講習は東京防災救急協会のHPから申し込めて、指定の各消防署で受講できる。講習時間は3時間、費用は教材費(テキスト代)として1,400円。
 
認定されると、講習終了後に東京消防庁消防総監の技能認定証(3年間有効)が交付される。

講習内容は大きく次の3点。

・心肺蘇生(胸骨圧迫、人工呼吸、AED)
・異物除去(背部叩打法、腹部突き上げ法)
・止血法(直接圧迫止血法)

講習のメインは心肺蘇生で、訓練用人形を使って繰り返し実技が行われた。9体の人形が床に横たわっている姿は、なかなか壮観。
 
そして、胸骨圧迫をし続けるのは、なかなか力仕事だということがよく分かった。
 
心臓は左側にあるから胸骨圧迫の位置も左側というイメージあるけど、圧迫箇所は胸の真ん中だ。

【心肺蘇生の手順】

1. 両肩を軽く叩きながら声をかける。

2. 反応がない場合は大声で助けを求め、119番通報とAED搬送を依頼。

3. 胸と腹部の動きを頭部側から見て、10秒以内で呼吸を確認。

4. 普段通りの呼吸がない、または判断に迷う場合は胸骨圧迫30回。
・胸骨は胸の真ん中
・傷病者の胸が少なくとも5cm沈み込む程度に、手を重ねて組み、手のひら基部で圧迫
・1分間当たり少なくとも100回

5. 技術と意思がある場合は人工呼吸を2回
・頭部後屈あご先挙上法
・気道確保し鼻をつまむ
・大きく口を開き傷病者の口を覆って、約1秒かけゆっくりと2回吹き込む

6. 胸骨圧迫30回と人工呼吸2回を繰り返して行う。

7. AEDが到着したら電源を入れる。

8. 電極パッドを右鎖骨下、胸の左下に貼る。

9. 傷病者から人を離し、ショックボタンを押す。

10. 以後、AEDのメッセージに従いながら、救急車到着まで胸骨圧迫30回と人工呼吸2回を繰り返す。

救命技能は、日常生活での万が一の場合への備えとしてはもちろんのこと、山でのセルフレスキューにおいても必須の技能。
 
時おり手順を確認して、いざというときにしっかり行動できるようにしたい。もちろん、いざというときが来ないことが一番。
 

サミットガイド宮崎薫Office

認定山岳ガイドによる技術講習とガイディングを通じて、スタンダードな登山の技術と登山の楽しさをお伝えしてます。はじめての登山から、雪山、バリエーションルートまで。今より一歩先の登山へのチャレンジを、安全に分かりやすくサポートします。 日常を脱ぎ捨てて山へ冒険に出かけましょう。