前穂高岳 奥明神沢~ダイレクトルンゼ

【日程】 2017年6月3日(土)〜4日(日)
【天候】 晴れ
【山域】 北アルプス
【形態】 雪山バリエーション
【メンバー】 KD(CL)、かおる(SL) 計6名 (例会)
【アクセス】 バスタ新宿(さわやか信州号)→上高地BT
【CT】 
6/3 上高地BT(13:00)-岳沢登山口(13:20)-風穴(14:00)-岳沢小屋(15:40)泊 
6/4 岳沢小屋(05:10)-奥明神沢取付-(05:20)-前穂高岳(08:40-09:00)-岳沢小屋(11:20-12:10)-風穴(13:30-13:40)-岳沢登山口(14:15)-河童橋(14:35)-上高地BT(14:40)
 
会の例会で前穂高岳へ。当初は重太郎新道予定だったが今年は残雪が多くて厳しい感じだったので、残雪期限定バリエーションルートの奥明神沢~ダイレクトルンゼに変更。
 
メンバーはKDリーダー以下6名。今回はSLを仰せつかい身が引き締まる。
 
早朝、バスタ新宿から、さわやか信州号にさわやかに乗り込むものの、中央道渋滞にはまり上高地着30分の遅刻。
 
 
斜め後ろの年頃かわい子ちゃん集団が、30歳人妻で合コンを色々持ってくる友達の話とかベラベラお話が続いて、興味津々でぐっすり眠れなかった。
 
河童橋から見上げる穂高稜線には雲がかかる。
 
 
河童橋を渡って右奥の道を明神池方面に歩き岳沢登山口へ。整備された木道の道はやがてカラマツ林へ。
 
 
風穴前で休むハイカーの姿。風穴から10分ほどでガレ場となり、やがて視界が開け眼前には穂高連峰を眺望。
 
 
小休止してから、500mほどの標高差をほぼ直線的に登る。雪渓は小屋手前のみで夏道歩きだった。15時半過ぎに岳沢小屋到着。
 
 
小屋の宿泊者は僕らパーティの他、1名だけだった。前日までの降雪でキャンセルしたパーティもいたのだろうか。
 
しかし、小屋のご主人に上部の雪の状態を確認すると、降雪の影響は思ったほどではなく奥明神沢なら問題なくやれそうな感じ。
 
部屋でワインボトル2本開けられてあっという間に宴会始まったが、僕はなんとザックにアウターを入れ忘れてきたことに気づく。まあ、明日は天気もよさそうだし、フリース着てなんとかなるだろう。
 
夕ご飯食べて7時過ぎに就寝。布団に入りながら、しばらくいろんな話をさせていただく。
 
 
翌朝は5時過ぎに小屋を出発。1名体調不良のため小屋に停滞。
 
 
奥明神沢取付はピンクテープを目印に。見上げる奥明神沢はなかなかの存在感。
 
 
高度を上げるにつれて徐々に傾斜がきつくなっていくが休むところがない。
 
岩が出てきたところでなんとか小休止し、標高2,700m付近、奥明神沢と前穂ダイレクトルンゼの分岐点を左側に進む。
 
 
ルンゼを抜けて頂上へ続く急斜面の雪田。雪は比較的締まっていてアイゼンもしっかり効く。ダガーポジションでピックをしっかり雪面に打ち込みながら体を上げていく。
 
腰と踵が少し痛くなってくるけど休めないし、緊張感がまさって気にしてられない。しかしこの急登が、これでもかというぐらいしつこく続く。
 
 
少し振り返るとものすごい絶景だけど、同時にものすごい高度感でずっと見てられない。
 
やがて徐々に斜度が緩やかになり山頂直下の岩場、そして前穂高岳山頂へ。
 
 
間近の奥穂をはじめ素晴らしい展望を楽しみながら登頂の喜びを仲間と分かち合う。山頂にはもう1パーティの姿。
 
 
しばしの山頂滞在を楽しんでから、降りは2名・3名の2班に分けてロープを出しコンテ。僕は3名班のラストポジション。
 
 
下山はかなり苦戦するだろうなと思ったけど、心配したほどではなく、一部バックステップを交えて横向きでゆっくり降っていけた。落石に注意しながら無事岳沢小屋へ。
 
上高地への下山路は緊張感から解放されて、どっと疲れが出た感じ。しかし気持ちの良い疲れだ。
 
 
上高地で山ガールたちの姿見て生きてる喜びひしひし。 
 
 
帰りは新島々経由で松本まで出て、駅前の榑木野で蕎麦を食べてお疲れ会。いい山行だった。KDリーダー、ありがとうございました。皆さん、お疲れ様でした。
 

サミットガイド宮崎薫Office

認定山岳ガイドによる技術講習とガイディングを通じて、スタンダードな登山の技術と登山の楽しさをお伝えしてます。はじめての登山から、雪山、バリエーションルートまで。今より一歩先の登山へのチャレンジを、安全に分かりやすくサポートします。 日常を脱ぎ捨てて山へ冒険に出かけましょう。