高岩、丁須の頭

【日程】 2017年9月2日(土)~3日(日)
【天候】 9/2曇り 9/3晴れ
【山域】 西上州、裏妙義
【形態】 低山バリエーション
【メンバー】 8名 (山岳会/夏季集中山行)
【アクセス】 
橋本駅集合(06:30)→相模原IC<圏央道>→鶴ヶ島JCT<関越道>→藤岡JCT<上信越道>→横川SA待合せ(08:40-09:30)→碓氷軽井沢IC→高岩登山口(10:20)
【CT】
9/2 高岩登山口(10:30)-雄岳・雌岳分岐コル(11:00)-雄岳取付点(11:20)-雄岳山頂(12:20)-高岩登山口(13:35)・・佐久一萬里温泉ホテルゴールデンセンチュリー(14:30)泊
9/3 佐久一萬里温泉ホテルゴールデンセンチュリー(08:30)・・国民宿舎裏妙義(09:40)-丁須の頭(11:40-12:40)-国民宿舎裏妙義(14:40)
 
会の95周年記念を兼ねた2日間の夏季集中山行。参加者約145名が12班に分かれて、それぞれの山行を行う。
 
僕が参加するK班8名は1日目に西上州の高岩、2日目は裏妙義の丁須の頭を計画。

1日目、2台の車に分乗して横川SAで待合せ。当初は雨交じりの予報だったため高岩は無理かなと思ったが、当地は朝から全く雨が降らずに登れそうな感じ。
 
碓氷軽井沢ICから見上げる高岩は迫力があり壮観。
 
 
碓氷軽井沢ICを下りてすぐの交差点を右折、400mほど先で左の坂道へ入りしばらく進むと登山口の標識。路肩に2台ばかり車が停められる。
 

登山口から杉林の中を10分ほど歩くと、左手に祠のある大岩。
 
 
踏み跡をたどりながら、傾斜の増したルンゼ状をつめて雄岳と雌岳の分岐コルに達する。
 
 
分岐を右に行き、岩バンドを巻いて雄岳チムニーの取り付きへ。屈折した30mのチムニーには鎖がつけられているが、出口ははるか頭上で見えない。 
 
 
ホールドは豊富な感じだけど、やはりロープを出したいところ。まずはリーダーが上まで登っていくが、凹角の中に体を入れるとザックが邪魔になる場面も。
 
 
30mロープを出すが下までは届かないため、もう1人が途中のテラスまで登ってそこからもう1本ロープを出す。
 
後続はザックをデポして上からビレイしてもらいながら、2Pを順番に登っていくシステムに。
 
チムニーから右のガレたルンゼを少し上がっていけば雄岳山頂。全員無事に登頂して西上州の山々の眺望を楽しむ。
 
 
眼下には碓氷軽井沢IC。
 
 
降りは一度ピッチを切って懸垂下降。登山口まで戻り装備を解除して、この日は佐久の佐久一萬里温泉ホテルゴールデンセンチュリーへ。
 

僕は今回の集中山行のサブ幹事だったので、ホテルに到着してひとっ風呂浴びてから受付を担当。
 
夜の宴会ではエールの大役も無事に終える。エール切ってる写真撮ってもらったけど、下手くそな一芸やってるようにしか見えず残念だ。
 
 
宴会後、何人かの方に大学時代は応援団だったんですねと声をかけられたけど違います。

2日目は丁須の頭へ。裏妙義最難関とも言われる奇岩登攀が楽しみ。
 
朝食をとって出発。約1時間ちょっとほどで、閉館となった国民宿舎裏妙義駐車場へ到着。国民宿舎は閉館となっているが、綺麗で立派なトイレは使える。
 
 
ここでヒル対策のため、ヒル下がりのジョニーを体中に大量噴射。今回の核心部は丁須の頭登攀ではなくて、裏妙義一帯に猛威を奮ってる時期の吸血山ビルだと密かに思っていた。

国民宿舎から300mほど舗装道路を歩き、籠沢コースへ入る。樹林帯の木道を歩き始めてすぐ、登山道に立って体をクネクネさせているヒルを発見。
 
 
その後も続々とヒルの姿を見かけて、もう戦々恐々悲鳴を上げながら、まるでホラー映画のような山行に。
 
短い樹林帯を抜けて篭沢へ。巨岩がゴロゴロ転がる沢筋を詰めていく水のない沢登り。
 

木戸壁と呼ばれる岩場を通り岩間をすり抜けて、鎖のついた大きな岩を越えていく。炭焼きの窯跡もある。その昔は連合赤軍のアジトもこの辺にあったとか。
 

荒れ気味の涸れ沢を登り続け、足場の悪い急なルンゼを上がって尾根へ出る。
 
 
カニのヨコバイのような高度感あるトラバース、メンバーによっては鎖にセルフビレイをとりながら進む。
 
 
丁須の頭はリーダーが鎖に中間支点を取りながらリードで登って、後続が順次上からビレイしてもらい肩より登攀。
 
 
核心は出だしのハングで、少し高めのスタンスに足を上げるところ。なかなかの高度感だが、ここは鎖につかまりながら腕力で一気に上がるしかない。
 
 
ロープなしでもやれないことはないと思うが、死亡事故も起きてる場所なので慎重にいきたいところ。
 
山頂部は狭くてせいぜい3〜4人同時にいられるぐらい。ロープをもう1本セットして、それぞれ懸垂下降で降る。
 
 
計画ではここより三方境方面に周回する予定だったが、けっこうな時間がかかってしまい時間切れ。後続パーティの2人組を1時間も待たせてしまった。
 
丁須の頭の眺めの良い三方境方面に少しだけ登って眺望を楽しんだ後、ピストンで下山することに。復路は僕がトップをつとめる。
 
2名がヒルにやられる。下山して装備解除してるとき、スパッツの裏側からうじゃうじゃヒルが出てきたメンバーがいて気絶寸前。まさに核心はヒルだった。
 
幹事としてはほとんど何もしてないが、いろんな方とお話し出来て、また楽しく充実した2日間だった。皆さん、お疲れ様でした。
 
 
 
 
 

サミットガイド宮崎薫Office WEBSITE

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