夏沢鉱泉アイスギャラリー

【日程】 2018年2月11日(日)~12日(月)
【天候】 曇り時々晴れ
【山域山名】 八ヶ岳 夏沢鉱泉アイスギャラリー
【形態】 アイスクライミング
【メンバー】 11名 (例会)
【CT】  
2/11 八王子駅(7:29)-<スーパーあずさ1号>-茅野駅集合(9:08-9:20)- 桜平駐車場(10:10)・・ 夏沢鉱泉(10:40-11:30)・・夏沢鉱泉アイスギャラリーG4(12:20-16:00)-夏沢鉱泉(16:25)泊
2/12  夏沢鉱泉(7:00)・・夏沢鉱泉アイスギャラリーG4(7:40-12:30)・・夏沢鉱泉(13:00-14:00)・・ 桜平駐車場(14:30)-茅野駅(15:10)

会のアイスクライミング例会で夏沢鉱泉近く、アイスギャラリーと名付けられている氷瀑へ。まだ広くは知られておらず穴場的なアイスゲレンデ。

茅野駅に集合し、夏沢鉱泉の送迎車で桜平まで。ここから徒歩30分ほどで夏沢鉱泉。

夏沢鉱泉で受付を済ませ装備を整える。硫黄岳方面への登山道を進み2つ目のピンクテープを目印に右の沢へ下りる。行き過ぎてしまって少し戻る。

沢の上のスノーブリッジが崩落して、渡るのに少し手間取った。そこからは雪で埋まった沢沿いをラッセルして、G4と呼ばれる氷瀑に出る。

夏沢鉱泉から徒歩15分という情報だったが、ラッセルだったこともあり50分かかった。

到着したらザック置き場を整地。氷瀑の右手から巻いてロープを張ろうとして、取付きまで共同でラッセル。
 
しかし近づいてよく見てみると、岩に薄い氷と雪が張っていてスクリューも打ち込めず、ランナー取れる箇所もなさそう。

せっかくラッセルしていただいたが、氷瀑をリードで正面突破してロープセットすることに。

特攻隊長に任命されたが、バーチカルでなかなか手強そう。正面ルンゼ状が弱点ぽいと思って、とりあえず取付いてみる。

凍えるような寒さで、氷もカチカチでアックスも思うように刺さらず。

少しずつロープを伸ばしていくが、途中ハングを越えられず敗退。いったんロワーダウンしてリードを交替してもらう。

僕がスクリュー打ち込んだところまではトップロープ状態。そこからリードしていただくが思った以上に手強くトップアウト出来ず。

そしてまた僕にリード交替してと、小刻みにロープを伸ばしながら、なんとか支点構築してトップロープをセットすることが出来た。

バーチカルアイスのリードの怖さと、自身の力量不足に情けなくなりながらも、これぞパーティー全体の力でセットしたトップロープ。Y女史に感謝。

僕らがトップロープセットに苦戦してる間、左側のラインを使ってリーダーのアイデアで1mリード隊編成。

最終ランナーから1mリードしたらスクリュー1本打ち込んでロワーダウン。これを順番に繰り返して少しずつロープを伸ばしていく。これは、初心者にはいい練習になったと思う。

1mリード隊の最後は僕が登って、スクリュー回収しながらクライムダウン。クライムダウンもいい練習になった。

夏沢鉱泉に戻って、暖炉で温まりながら夕食は猪鍋はふはふ。

夜寝ようとしたら、なんと僕の布団の真上の天井から雨漏りして、僕だけ他のパーティーの部屋にチェンジ。翌日に硫黄岳予定のパーティーと寝る前話しながら、これもまたいい思い出。 
 
夏沢鉱泉は、茅野から送迎もしてくれるし、布団の中に湯たんぽも入れてくれて小屋のお姉さんも可愛くて、いい小屋だ。

翌朝、 夏沢鉱泉出るときの温度計が-17℃。寒すぎてダウンを羽織ったまま行動。

昨日と同じように、Y女史と共同でトップロープセット。その後、セットしたトップロープで僕が登って、右側の木立を支点にもう1本セットする。
 
そして、ロワーダウンしようとするがロープが流れない。寒さのため凍って動かなくなってるようだ。
 
いったん僕が繋がっている左側トップロープ支点のある上部の木立まで登って、ロープを持ち上げて流れるようにしてあげる。

ロワーダウンしながら、左のロープに振られ止めのためのスクリューをついでに打ち込む。 こんなことしてたら、それだけで力尽きた。

しかし、動いてないと凍え死んでしまいそうなので、僕も何本か登り、各自も昨日同様にクライミングを楽しむ。
 
ガイドパーティーが1組来ていたが、同じように寒さを紛らわそうと怪しげな踊りを踊っている。

最後はリーダーにトップロープ回収していただき夏沢鉱泉に戻る。

夏沢鉱泉でラーメンはふはふ生き返った。

それにしても寒い2日間だった。硫黄岳では低体温症により1名救助された様子。

みんなの協力と頑張りのお蔭で、有意義で楽しいアイス例会となった。感謝。
 
 
 
 

サミットガイド宮崎薫Office

認定山岳ガイドによる技術講習とガイディングを通じて、スタンダードな登山の技術と登山の楽しさをお伝えしてます。はじめての登山から、雪山、バリエーションルートまで。今より一歩先の登山へのチャレンジを、安全に分かりやすくサポートします。 日常を脱ぎ捨てて山へ冒険に出かけましょう。