【日程】 2018年4月28日(土)
【天候】 晴れ
【山域山名】 奥多摩 つづら岩
【分類】 マルチピッチクライミング
【CT】八王子駅南口(6:30)ー柳沢林道口駐車場(7:25-07:35)--綾滝(8:15)--つづら岩(9:10-15:30)--柳沢林道口駐車場(16:45)
【天候】 晴れ
【山域山名】 奥多摩 つづら岩
【分類】 マルチピッチクライミング
【CT】八王子駅南口(6:30)ー柳沢林道口駐車場(7:25-07:35)--綾滝(8:15)--つづら岩(9:10-15:30)--柳沢林道口駐車場(16:45)
奥多摩・ 馬頭刈尾根上にあるアルパインゲレンデ、つづら岩へ。
「丹沢の谷」著者でも知られる後藤さんにお世話になり、他会のメンバー2名と計4名。
八王子駅南口で待ち合わせ、 千足集落から東屋商店のすぐ先の細い柳沢林道へ右折。東屋商店の道路対岸に500円の有料駐車場もある。
柳沢林道に入り、左に公衆トイレのある柳沢林道口駐車場まで。計4台ほど駐車可能。
林道終点に車を停める方もいるが、ここは本来は駐車禁止のようだ。昨年7月、大岳沢からこちらに下山した際の救助要請が懐かしい。
岩場までのアプローチは植林の急登を約1時間半。
途中の綾滝で1回小休止。
ここの名物オケラルート(RCC Ⅲ)が本来の目的だったが、午前中はゲレンデ右側の一般ルート(RCC Ⅳ)にトップロープをセットして、チャートの岩場に慣れる。
一般ルートは慰霊碑ある右から上がって左へトラバースしていく。
僕らの他には女性2人組パーティーのみだった。
後藤さん曰く、 最近のトポでもⅢ~Ⅴ級+と昔からのグレーディングがそのまま記されているが、ワンランク難しいと考えた方がよいとのこと。
マルチピッチのロープワークを確認。
・セルフビレイを取る位置はそれぞれのスタイルで良し。但し、メインロープでのセルフはダイナミックなので落下時の衝撃吸収されるが、PASはスタティックなのを考慮する必要がある。
・PASは必ずねじれがないようにして伸ばす。PASにビレイデバイスセットして懸垂するときは特に注意。
・支点構築の際のカラビナの環の向きは左右とも外側。
・支点構築のスリングの長さは、セルフビレイの長さの1/2が最もセカンドのビレイしやすいが、実際はそうもいかない。
・強固なボルトは流動分散でOK。固定分散はエイトやオーバーハンドよりもクローブヒッチが望ましい。
・懸垂の際のダブルロープ連結は今はオーバーハンドノット2回。
・ ハーケンやリングボルトの場合、落下係数を伴うテンションは避けなければならない。
午後はいよいよオケラルート。
出だしのチムニーが意外と難しい。ステミング気味に登って、チョックストーンのある幅30cmほどの狭い洞窟区間に入る。
しかし、思ったより狭い。
体が挟まって身動き取れない状態から、 5mほど体を少しずつ引き上げズリズリと登る。 ある意味、落ちる心配はないけど。
2ピッチのルートだけど、結局ピッチ切らずに今回はセカンドで登った。
洞窟抜けた後も岩が脆いので慎重に。
下降はスパッと切れた頂上から40m懸垂下降。高度感ありすぎて、下降前はちょっと緊張だけど気持ちいい。
この日はものすごい数の虫が飛んでいてビレイ中、目に入った。もう夏だ。
次来るときはリードで洞窟抜けたいし、一般ルートも終了点までやってみたい。
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