「俺は沢ヤだ!」 成瀬陽一(著)

 
日本でも屈指の沢ヤ、成瀬さん。

宮城さんの外道クライマー読んだ後の感想もそうだったけど、ホンモノの沢ヤさんは本当にすごいな。

頭のネジの飛び方が尋常じゃないし、山を登る実力は間違いなく屈指。

「ああ、怖い。でも行きたい!でも、命は大切です。ああ、どうしよう」という言葉に腹を抱えて笑った。

僕みたいなヘナチョコとはまるで次元は違うが、全くその通りなので。

何故山を登るのだろう。何故沢を登るのだろう。

成瀬さんの言う通り、ヒトと呼ばれる以前、獣として生きていた時代の潜在的な記憶が、知らず知らずうちに先へと突き動かしているのか。

大渓谷もエベレストも数万年後には姿を変えている。全ては生きることと同じく一瞬の姿。

地球という奇跡の星にせっかく生かされているのなら、一瞬一瞬の地球の姿を肌に感じながら、また僕自身の一瞬一瞬の生も同じように大切に確認していきたい。

この本を読んで、確かにそう思えた。
 
 
 

サミットガイド宮崎薫Office

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