ミュールノットでの仮固定

ムンターヒッチ+ミュールノットでの仮固定は、レスキューで多用されるため必須の技術。

 ◆カラビナの上側に仮固定する場合

1. テンションのかかっていない側のロープを1回ひねって輪を作る(下側のロープが輪の上を通るように作って、親指と人差し指で押さえておく)。 
 
 


2. 荷重のかかってない側のロープを手繰って折り返す。 
 

3. 折り返しを輪に通す(2本の並行しているロープを越えるように通す)。 
 

4. 締め上げる。
   

5. 引き出したロープをテンションのかかった部分に、オーバーハンドノットで巻きつけてバックアップ(末端は上を向く)。
 
 
◆ビレイデバイスでの仮固定
1. カラビナをビレイループかレッグループに掛け、ビレイ側のロープをカラビナで折り返す。
2. ビレイデバイスと折り返したロープをしっかり握る。
3. ミュールノットで仮固定。
4. オーバーハンドノットでバックアップ。
 

◆カラビナの下側に仮固定する場合

カラビナの下側への、片手での素早いミュールノットの作り方。ムンターヒッチでの引き上げ、ロワーダウン中に仮固定するケースなど。
 
① 両方のローブを左手でグリップして固定。


② 親指と人差し指の間にテンションのかかってない側のロープをはさみながら、右手を下向きに下側のロープを人差し指と中指でつまんで、時計逆方向向きの輪をテンションのかかっているロープの後ろ側に作る。


④ テンションのかかっていないロープ末端側を、両ロープの左上から折り返しながら輪に通す。輪に通す時は左右の親指を上手く使う。
⑤ 右に締め上げる。
 
⑥ 最後にオーバーハンドノットでバックアップ(末端は下を向く)。
 

サミットガイド宮崎薫Office WEBSITE

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