谷川岳 天神平

 
【日程】 2018年12月8日(土)~9日(日)
【天候】 曇りのち雪
【山域/山名】 谷川連峰 谷川岳 天神平
【目的】 ガイド研修(ショートロープ)
【CT】 
12/8 自宅(5:00)-新宿駅西口(6:30)-<貸切バス>-土合山の家(10:00)・・・白毛門登山口駐車場および周辺(10:10-15:20)・・・土合山の家(15:30)
12/9 土合山の家(8:50)-<貸切バス>-谷川岳ベースプラザ 土合口駅(9:00)-<谷川岳ロープウェイ>-天神平駅(9:20)・・・天神平(9:30-15:00)
 
都岳連ガイド研修で谷川岳へ。今回のテーマはショートロープ。
 
新宿から貸切バスで土合山の家まで。土合の積雪は0。
 
天神平に上がってもほとんど雪はなさそうだったので、初日は予定変更して白毛門登山口駐車場付近で練習することに。
 
まずはビーコン捜索練習。
 
・出発前に電池残量をチェック。80%以上残ってること。
・ビーコン装着は必ずアウター内側。ベルトをタスキ掛けしてビーコン本体を腹部周辺に持っていき、もう一本のベルトでウエスト上部に回し本体を固定。
・雪崩の衝撃でビーコンが外れないように、留め具はバックアップもする。
・電源を入れてセンドモードにしたら、1日中オンにしておく。
・メンバー全員のビーコンが正常に動作していることを事前に確認。まずはクライアントが3m間隔で横に並び全員センドモードにする。ガイドがサーチモードで全員を確認していく。リーダーはそのまま一番最後に並びセンドモードに切替。列の最初のメンバーがサーチモードで全員を確認。以後、繰り返し。
・メンバーが雪崩に飲み込まれたときは全員サーチモードに切り替えて捜索。
・捜索は素早く15分以内に救助。パーティー全体の人数、雪崩に飲み込まれた人数、ビーコン所持者数の情報を確認しながら。
 
救助チームと埋没チームに分かれて駐車場で実際の捜索練習。マムートの一番新しいビーコンが最も精度高いようだ。
 
昼食を挟んで白毛門への登山道を少し進み、斜面でフィックスロープ設置の練習。
    
・起点の立木に末端エイトノットを回してカラビナでとめる。
・中間支点のカラビナへの固定はエイトノット、クローブヒッチ、バタフライノットなど。
・ロープは腰より上の高さにしっかりと張る。
・フィックスの通過はカラビナ素通し、フリクションノット、状況に応じる。
・回収はガイドが基本戻る。
 
 
最後にショートロープの基本ロープワーク。
チェストコイルとハンドルローピング。コイルを手に持つとき、ロープを必ず最後に締め殺す。
 
 
山の家の晩ごはんは、珍しくかにじゃなくて肉だった。鉄板の上でじゅーじゅー美味すぎる。
 
 
廣川ガイドがたまたまクライアント連れて泊ってたから、ご飯食べた後、凍傷の講義をしていただく。
マッターホルン北壁で切った足の指を見せていただいた。
 
この日の夜から雪が降り始め、翌朝起きたら積雪10cmほど。
 
朝食を食べ、バスでベースプラザまで移動して天神平へ上がる。谷川岳はこの日一日降り続いて一面真っ白。
 
2日目は天神平の斜面を使って、ショートロープ、タイトロープ、スタカットと切り替えながらガイドポジション、クライアントポジション交代交代で反復練習。
 
吹き溜まりは腰近くまで積雪あって新雪も楽しめた。
 
 
ショートロープは方向転換でのピッケルとコイルロープの持ち替え、スタカットは引き上げながらコイル巻いて素早くショートロープ移行が難しい。
 
どんな状況でもクライアントとの間にロープの張力を維持するようにと徹底され、クライアントを危険に晒す状態を作ってしまうと、先生から怒鳴り声が飛んでくる。まだまだ修練が必要。
 
帰りは湯の陣に寄ってポカポカ。
 
 
 
 

サミットガイド宮崎薫Office

認定山岳ガイドによる技術講習とガイディングを通じて、スタンダードな登山の技術と登山の楽しさをお伝えしてます。はじめての登山から、雪山、バリエーションルートまで。今より一歩先の登山へのチャレンジを、安全に分かりやすくサポートします。 日常を脱ぎ捨てて山へ冒険に出かけましょう。