谷川岳 土合

 
【日程】 2019年1月19日(土)~20日(日)
【天候】 晴れのち曇り
【山域/山名】谷川岳 土合
【目的】 ガイド研修(ビバークとショートロープ)
【CT】 
12/19 自宅(5:00)-新宿駅西口(6:30-7:00)-<貸切バス>-土合山の家(11:00)・・・土合周辺(11:00-15:00)ビバーク
12/20 土合周辺(8:00-14:00)・・・土合山の家(14:00-14:20)-湯の陣(14:30-15:40)-新宿駅西口(20:00)

ガイド研修で谷川岳山麓の土合へ。今回は都岳連マウンテンスクールの受講生さんたちと一緒のバスで大人数。

12月末に来た時とは打って変わって、土合はしっかり積もっており一面真っ白。

土合でバスを降りて、山の家の左手道路沿いにある広場で研修開始。当初は白毛門登山口駐車場周辺を予定していたが、労山系の講習と重なったため変更。

初日はマウンテンスクール生徒さんたちがビバークする雪洞作りを手伝う。

積雪は2mに至らず雪洞には不十分だったので、イグルー(今回の作り方は正確にはスノーマウント)とした。

スクール受講生1名、ガイド研修生2名の3人編成でチームを編成し、それぞれ作業に取り掛かる。

まずは約2m四方、高さ腰ぐらいまでの土台を雪を盛って固めながら作る。

土台の中心部にツエルトにザック3つをくるんで置いて、さらに雪を時折固めながら盛っていく。
 


天井まで十分な高さになったら、風向きとは逆側の入り口を進入部として、横に掘り進めていく。進入部は冷気を逃がすために下げて掘る。
 


中心部まで掘ったら真上に掘ってザックを抜き、室内の形を整える。

僕らのチームはかなりの豪邸が出来上がった。3人で作業して約2時間半ほど。
 
 


このあとガイド研修生たちの宿泊場所は、恐怖のシュラフもマットもなしのツエルトビバーク。

僕は新調したツエルト2ロングの初陣。トレッキングポールと雪山用のペグ(一部は小枝)で立てた。
 


朝までかなりの時間があるのに、恐らくほとんど寝られずどうやって過ごせばいいのか。とりあえず、カレーめし食べる。
 


イグルー内なら気温0度より基本下がらないけど、ツエルト内は悲しいほど寒くてどうしてこんな人生になってしまったのか自問自答の日々。

下にザック敷いて沸かしたお湯をプラティパスに入れ我が子のように抱きしめて丸まっていたが寒くて全く寝られず。

夜中に何回お湯を沸かしてプラティパスに入れ替えたことか。プラティパスにお湯移し替えるスキルだけは上がった。

少しウトウトしたときに熱いお風呂に入る夢見たが湯船に浸かる前に寒さで目が覚めた残念。おまけにガス切れで命運尽きガタガタ震えながらしのぐ。

2日目のの研修は、麓の斜面をシリセードで整地してから、ショートロープ、スタカットの練習。

ショートロープは方向転換時のスムーズな持ち替えに特に習熟が必要。

方向転換時は山側から向きを変えてロープをまたぐ。コイル持ち替え時は、クライアント側へロープが出るようコイルを前後ひっくり返す必要あり。

最後はスノーボラードでの懸垂下降。ボラードの直径は約1m、深さは30cm、ボラードに雪が食い込んでロープが回収できなくならないように小枝をボラードに立てておく。
 
 

サミットガイド宮崎薫Office WEBSITE

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