バックアップをセットしていない懸垂下降で、いったん停止してロープの処理が必要な状況になったり、最悪登り返さないといけない場合。
まずは仮固定し両手を自由にする必要がある。仮固定のやり方は複数あるけれど、最もスタンダードで解除もしやすいミュールノットでのやり方。
ムンターヒッチ、ビレイデバイス問わず、同じやり方で仮固定可能。
① ビレイデバイスの場合、ロープが流れないようにカラビナをレッグループに掛け、テンションのかかっていない側(ビレイデバイスの下側)ロープを通してカラビナで折り返す。
まずは仮固定し両手を自由にする必要がある。仮固定のやり方は複数あるけれど、最もスタンダードで解除もしやすいミュールノットでのやり方。
ムンターヒッチ、ビレイデバイス問わず、同じやり方で仮固定可能。
① ビレイデバイスの場合、ロープが流れないようにカラビナをレッグループに掛け、テンションのかかっていない側(ビレイデバイスの下側)ロープを通してカラビナで折り返す。
② ビレイデバイス下の屈曲部を左手で押さえ、折り返したロープを右手でしっかり握る。
③ 折り返したロープを、テンションのかかっているビレイデバイス上ロープの左下側から、ねじって輪を作りながら右上に持ってくる。
(ミュールノットは、輪をテンションかかったロープの上側で作るやり方でもよい。)
④ その輪の中に、ビレイデバイス下側ロープを二つ折りで下から通して手前に強く引きミュールノットを作る。
⑤ オーバーハンドノットでバックアップ。
⑥ 解除の際はオーバーハンドノットを解き、ビレイデバイス下の屈曲部を左手で押さえながら、一気に引いてミュールノットを解く。
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