上腕、前腕の骨折または骨折の疑いのある場合に多く用いられる堤肘固定三角巾。
① 傷口に減菌ガーゼをあて感染防止をし包帯を巻いてから、副木で骨折場所が動かないように固定する。
サムスプリントがあると有効。負傷していない側の腕で型取ってから処置。
② 吊ろうとする腕の肘側に頂点を置き、怪我をしてない側の肩に底辺の一端をかける。
③ もう一方の底辺の端を、怪我をしてる側の肩に向かって折り曲げ、首の後ろで止め結び。
④ 頂点を止め結びで処理して三角巾の内側に入れる。
⑤ 三角巾もう1枚を八つ折りたたみで背中に回して上腕部を固定する(スリングなどでもよい)。
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