東北大震災と東京電力福島第一原子力発電所の事故から早いものでもう9年。
原発事故は全く過去の話ではなく、現在進行形の話だ。
あの日に思いを馳せて、映画「Fukushima 50」を観てきた。
その時、僕は大阪出張中でホテルのロビーでコーヒーを飲んでいた。
されてきた。
たことがよく分かる。
問題は問題として。
あのとき、最悪の事態から日本を守ったのは原発で働いていた現場の方々だ。
喧嘩腰でやり合う吉田所長。
現場対東電本店そして官邸という図式が映画では描かれる。
サラリーマンが、なかなかこんなこと出来るものではない。僕なら、こんな事態でも「御意!」とか言ってるかもしれない。
と、なんとか出来るのは自分たちのみという使命感あればこそ。
渡辺謙と佐藤浩市の演技も素晴らしい。
内容に関しては賛否両論あるだろうが、この映画が、あの事故と原発について再び考える契機になってくれればいい。
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